誰にも傷がつかないようになんて一人で踊らないで

  • 私とワルツを


私とワルツを/鬼束ちひろ

この陰鬱とした気分を打開するためには気付いたら鬼束ちひろを聞いているという現状をこそまず打倒すべきだと思いました。でも鬼束ちひろってなんか一回聞き出すと凄い中毒性が発生するような気がします。もうかれこれ数時間、鬼束メドレーです。あと「鬼束ちひろ」って打つ時に変換の関係から「おにたばちひろ」って打ってるんですけどなんかそれが面白くてなんども名前を書きたくなります。動画は一番のお気に入り、私とワルツを。

昨日はあんまり読まずに過ごしてしまったので今日は昼から読むぞー!って感じでコーヒーを入れて灰皿も綺麗にして乙一ジョジョを読んでおります。なんか久々に思考が読書モードにシフトするのを感じました。そういえば最近、小説を読んでなかったなぁと、そう思いました。年が明けてからだとまだ佐藤友哉の本を2冊読んで、あとは本棚の本を再読してたくらいで新しい本に全然手を出してませんでした。今度、図書館行ってこようかな。
元来、角川ホラーから読書を始めた人間で、その読書嗜好はめっきりサスペンス・ミステリ方面に定着してしまっていたのですが、ここ数年は普通の小説にも手を出すようになってます。特にジュブナイル小説や恋愛物も読んでました。でもやっぱなんか変なのがいいです。純恋愛なんか糞くらーえーな人なのでやっぱりジュブナイルでも恋愛でも毒の入ったものでないとダメなようです。恋空とか世界の中心で愛を叫ぶとか、そういうの読み始めたとしても読破できる自身はまったくありません。でも80年代作家は好きなので滝本竜彦は読んだりします。ネガティブハッピーチェーンソーエッヂも映画化すんのかー、山崎ナオコーラ人のセックスを笑うなも映画化すんのかー、なんか寂しいなーと思う次第です。映画化は喜ばしいことのはずです。読書や漫画、映画、音楽、これらの趣味は他人と感覚を共有することも楽しみの一つです。同じものから自分と全く同じ感想を、自分に近いもの、そういうなんというか、共感覚を楽しむという意味ではメディアミックスにより多くの人に摂取される方がいいはずなんですけどね。なんだか寂しく思ってしまうのです。よくわからんですけど。映画化が成功したとしてもなんだか寂しく思うのです。よくわからんですけど。